交通事故の被害に遭うと、病院へと運ばれるのが通常です。病院で治療を受けて、完全に治癒する症状もありますが、中には完治しないと診断される症状もあります。これを後遺障害といい、加害者への損害賠償請求のときに示すと、賠償金額が多額になる可能性が出てきます。ただし、後遺障害は、書面などの客観的な証拠によって証明される必要があります。これらをもとに後遺障害等級の認定を申請することで、等級が認定されれば速やかに適正な損害賠償や慰謝料が支払われるのです。

後遺障害には、大きく分けて7つの種類があります。むち打ち・遷延性意識障害・高次脳機能障害・脊椎損傷・RSD(反射性交感神経性ジストロフィ)・目の後遺障害・耳の後遺障害が、7つの種類です。後遺障害等級認定では、これらの障害を細かな症状に分けて、条件づけしています。むち打ちになったから等級が認定されるという単純な話ではなく、むち打ちでどのような後遺障害が残ったか、どのような症状を現在も感じているかが客観的に書面で示されなければならないのです。

後遺障害の症状が固定されて、医師により診断書が出れば、後遺障害等級の認定を申請することも可能です。そのためには、症状を医師に的確に伝える必要もあります。